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針の穴も通るカメラ?独大学が医療用超極小カメラを制作

ドイツにあるシュトゥットガルト大学の研究者チームが制作したカメラによって、医療の形が変わるかもしれません。

血管の中を直接確認できる

このファイバーカメラ、なんと太さが髪の毛二本分しかありません。
先端に取り付けられたレンズは直径が0.1mmしかなく、実際に器具と組み合わせても直径は0.12mm、これは注射針の穴を簡単に通り抜けられるサイズになります。
このカメラは、極細の光ファイバーに取り付けられて使用されます。

ここまで細いと、体内のほぼずべての血管内を通る事が可能になるため、脳の奥底や臓器の内部でも問題なく目視できるようになるでしょう。

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(ピンセットと映っているレンズです)

製造にかかる時間も短縮

この微細カメラは3Dプリンタで作成されており、出力にかかる時間は数時間となっています。
レンズは極細の光ファイバーに直接印刷されるため、完成後に必要な仕上げ作業も簡略化されています。

 

検査の負担を軽減

現在使われている血管カテーテル治療では、血管内を移動するカテーテルを確認するためにX線を用いた外部からの撮影システムが使用されています。
熟練した医師なら撮影された映像から患部の状況が判断できるのですが、どうしても微細な問題は確認しにくいため、経験と推測が必要でした。

この超小型カメラがあれば、患部の状況を目視できるようになるため、大掛かりな手術をしなくても複雑な患部の状況が確認できるようになります。
また、カメラ自体が小型化することにより、胃カメラや大腸カメラによる体内の検査も楽になるかもしれません。

参考:http://www.nature.com/nphoton/journal/vaop/ncurrent/full/nphoton.2016.121.html

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