Home / 3Dプリンタを比べる / 製品情報 / 【徹底レビュー】光造形3DプリンターForm2情報まとめ
form2-complete-package-store
このエントリーをはてなブックマークに追加

【徹底レビュー】光造形3DプリンターForm2情報まとめ

 formlabs-form2-printer-9808-009.jpg
製品名 Form2
メーカー Formlabs
価格 549,800円

↓タブの選択が可能です。

製品トップレビュースペック画像動画クチコミ類似の商品購入サイト

大きなものも正確に

Form1+とは異なり、比較的大きな造形物でも出力できるようになったとともに、紫外線レーザーが従来の倍の強さとなったため、細かな部分のモデリングも可能となりました。

また、表面の仕上がりも美しく、3Dプリンターで出力したことを思わせません。

demo

いつでもどこでも確認可能

プリンターに搭載されているダッシュボードを利用することで、いつでもどこでもスマートフォン上でプリント状況を確認できます。

複数のプリンターの管理や、プリント終了報告まで受け取れます。

 

touch

 

日本で光造形法の3DプリンターといえばXYZプリンティングのノーベルが真っ先に出てくるかもしれません。

ノーベルよりも値は張るものの、素晴らしい働きをしてくれる3Dプリンターがあります。

それがFormlabsが販売しているForm2です。

いったいどのような3Dプリンターなのでしょうか。見ていきましょう!

注: 光造形法: ラピッドプロトタイピングや3Dプリンターに使用される技術で光硬化樹脂を紫外線レーザーや類似の光源で1層ずつ硬化することによって積層しスケールモデルやプロトタイプやパターンを作成する造形法。

デザイン: シンプル、そして使い易い

Formlabsが以前発表した、光造形3DプリンターForm 1+からかなりの改良がみられます。

まず、プリント出来るサイズが約14×14×18センチつまり3,674㎤に増えたが挙げられます。これは、Form 1+と比べ2556㎤の増量です。そして、樹脂を固める紫外線レーザーが強くなり、パワーが倍になって250メガ・ワットになりました。

Form 2は先代と同じシンプルなデザインをしている。レーザーなど電子部品を格納する銀の箱の上に、オレンジ色のプラスチックのフードが覆いかぶさっています。

先代との違いとしては、LCDディスプレイの代わりにカラーのタッチ・スクリーンとなったことが挙げられます。これは、プリンター自体の操作で開始・終了・一時停止などが出来ることを意味し、操作がより簡単になりました。

プリント中、スクリーンは進行状況も表示し、あとどれぐらいで終わるかも合わせて教えてくれます。

 formlabs-form2-printer-9808-009.jpg

プリント素材: 他の業者の樹脂OK

Formlabs社はForm 2用に7タイプの樹脂を用意している。透明、堅いもの、白、グレー、ブラック、やわらかいもの、耐火性のあるもの、である。これにより様々な用途に対応できます。

 formlabs-form2-printer-9808-009.jpg
 formlabs-form2-printer-9808-009.jpg

Form 1+と比べ速度という点ではあまり進展は見られませんが、いずれにしても遅いプリンターでは決してありません。

 

もちろん、Formlabsの樹脂にはコストがかかります。タンク一つ(それぞれ1リットル)は、透明、白、グレー、ブラックの場合149ドル、堅い素材は175ドル、やわらかいものは199ドル、耐火性のあるものはなんと299ドルもします。フィラメント一巻き、キロあたり30ドルに慣れた人には手痛いでしょう。

たとえば11センチ強の考える人の像は、白でプリントするのに85ドルもかかります。3DプリントサービスのShapewaysでは同価格で委託を引き受けてくれるはずです(委託代、プリンター使用料、材料込み)。

フィラメント式のプリンター、例えばLulzBot TAZ 5などを使うとはるかに安あがりとなるでしょう。

Form 1への苦情としては、他の業者の樹脂が使えないということがありました。しかし、今回FormLabs社は他の業者の樹脂も使えるようにすると宣言しました。

ただ、プリント・ベッドに手動で注ぎ込まなくてはならなりません。自動注入・貯水機能が使えなくなるからです。

 

プリントの品質: 最高

さて、みなさんが一番気になるところはここでしょう。

Form 2は非常に高い質の出力品を造りだします。テストモデルでも、細部にわたりきめ細かく、高い再現性を示しました。

ロダンの考える人の3Dスキャンを使って、3Dプリントしてみました。

ややレイヤーに凸凹が見られます。どの3Dプリンターでもこのようなことはありますが。透明樹脂を使うと、ちょっと目立つなという感じがしました。しかし、これも丁寧にやすりをかければ問題なく解決します。

考える人printwash

 

セットアップ: シンプル

Form 2のセットアップに必要な操作は、箱から取り出し、必要な線をつなぎ、プリント・ベッドをはめ、樹脂のタンクを所定の位置に入れるだけです。そして最後に、USBかネットワークに接続します。とてもシンプルです。

プリンターの稼働も問題なく、最初のテストに取り掛かるのに30分も要しませんでした。

 formlabs-form2-printer-9808-009.jpg
 

 

インターフェース: ソフト、コントロールパネル共に使い易い

このプリンターには二種類のコントロール方法があります。PreFormソフトか、タッチ・スクリーンのコントローラーです。

PreFormのソフトの場合、まず3Dのモデルをロードして、プリントに掛かります。3Dのモデルの大きさを変えたり動かしたりするような単純な操作は出来ます。

しかし、PreFormは3Dを「創作する」ソフトではない点に注意していただきたいです。(飽くまでインターフェース)。そうは言ってもこのアプリは大変よく作られており使い易くなってます。

screen

 

機能の中で特に便利なのが「クイック・プリント」ボタンです。これをクリックすると、ソフトがモデルをチェックし、最高のプリント品質に向けて調整し、プリント作業中のサポートを考え(位置をどう保持するか)プリンターにモデルを送れと促してくれるのです。

またこのプログラムはどれぐらいプリントに時間が掛かるか、どれぐらいの素材を要するかについてもかなりの精度で情報を出力します。Form 2に必要な樹脂コストの高さを考えると、必須の機能であると思われます。

 

PreFormは複数のプリンターをサポートします。またプリンター一つは複数のユーザーで使えるので、プリンターが複数あり、プリントするボリュームが多いオフィスでも使用可能です。もしくは、複数のユーザーが一つのプリンターに接続してプリントをさせるなども可能です。

 

一旦プリント用のファイルがプリンターに送られたら、Form 2のプリンター自体で操作します。3インチ(8センチ弱)のLCDタッチ・スクリーンがプリンターの前面にあり、操作は簡単です。ロードされたモデルのリストの中から印刷したいモデルの名前を選ぶだけなのです。後はタップしてボタンを押せば大丈夫です。

同じタッチ・スクリーンのインターフェースを使い、ワイヤレスのネットワークに参加したりできます。ワイヤレス・ネットワークに参加するにはタッチ・スクリーンのキーボードでパスワードを入力しますが、これは少しぎこちなく感じます。幸いなことにこの操作は一回でよいのです。プリンターがパスワードをセーブしてくれるので、電源をつければ自動的にネットワークに参加できます。

 

タッチ・スクリーンにはモデルの完成形(の省略版)が表示され、プリントが始まると、進行状況と残り所要時間が表示されます。

 

プリントのプロセス: 概ね分かり易い

Form 2でモデルをプリントするのは多少手数を要するプロセスです。何故なら、プリントが終わる度に完成品を取り出すのが少し厄介だからです。プリント・ヘッドを外し、然る後モデルを取り出すということが必要になります。

取り出すのは少し大変です。プリント完成品の下まで手や道具をもぐりこませて、「削り出す」感じで取り出すのが一苦労なのです。特に大きい作品の場合。Formlabsがモデルへのサポートを変更したため、Form 1と比べるとやや易しくなっています。プリント完成品の底には穴がいくつか開くようになっており、くっ付きにくくなっています。プリント・ベッドの下にさらにプラスチックの基底があり、これが掘り出す際にプリント・ベッドを逆に下から引っ張ってくれるのです。また、引っこ抜き用のツールなども同梱されており、完成品の下にもぐりこませ、引っこ抜くのです。

完成品を取りだしたら、これまた同梱の仕上げツール、イソプロピル・アルコールで洗い完成となります。モデルにくっ付いて残っている液体樹脂があれば取り除いてくれます。この作業をするときは、モデルを置く台、アルコールを入れるコンテナ二瓶、コンテナの内側に装着して霧状にするトレイ、使い捨て手袋他などが必要です。アルコールの中身自体はついていませんが、どこの薬局でも買えます。

洗い終わったら、乾くまでしばらく放っておきます。そして、最後にサポート(外皮のようなもの)を外します。刈り機のようなものが付いているので、これも簡単です。このサポートというものも、PreFormソフトが出来る限り少なくしてくれるので、必要最小限の場所にしかくっ付いていません。はがす時わずかに跡が残る場合もあるが、これもやすり掛けで問題なく落とせます。

ただ、少し失敗もありました。一番薄いレイヤー幅でプリントしている時数度、プリントの一部が正しく形成されず、中途半端になってしまいました。調査の結果以下のようにありました。まずプリントが少し失敗した時に迷い出た樹脂がプリント・ベッドに引っかかってしまいました。するとその辺りで形成されるレイヤーは、ベースにくっ付いてしまって必要な時に持ち上がらず、結果プリント全てがダメになってしまうのです。こうなったらプリント・トレイ自体も入れ替えなければならず、新しいトレイは59ドルもします。これは一度しか起きませんでしたが、全体のメカニズムは案外もろく、ちょっとしたアクシデントで台無しになる可能性があることを指摘しておきます。

 

プリント過程の写真

 

3Dモデルがソフトにロードされ、加工され、プリンターに送られます。ソフトは自動的にモデルに取り込み、必要なサポートを形成します。

印刷中、Form 2は状態と残り所要時間を表示します。

 

完成したプリント。プリント・ベッドから外しアルコールで洗浄します。サポートはまだついたままです。

サポートを外した最終形。

 

プリント速度: SLAプリンターにしては速め

 

Form 1+と比べてスピードという点ではあまり改善は見られませんでした。しかし、新しいバージョンも遅いプリンターではありません。PreFormのプリント・ウィザードのお蔭で、4.5インチ(11センチ強)の考える人のモデルを0.1ミリのレイヤー幅でプリントするのに7時間5分かかりました。またForm 2の提供する最も薄いレイヤー(0.05ミリ)では11時間15分です。12時間半掛かるForm 1+ より少し速いです。一方、0.1ミリだと逆にForm 1+の方が速く、6時間5分でできます。

もっと最新のモデルと比べてみましょう。XYZprinting Nobel 1.0は同じモデルを同じレイヤー幅でこなすのにそれぞれ10時間21分、29時間6分かかります。XYZの安いモデルより格段に速いと言えます。

 

結論

Form 2は、質の高いプリントが可能です。特に綺麗でシャープな先端、細部の再現などです。テストで使った「透明」素材は柔らかすぎるきらいがありましたが、ともかくもテスト用の色々な部品の入り組んだギアのセットを簡単に作り組み立てられました。トリムもほとんど必要ありません。複雑にあちこちが出っぱった彫像も綺麗にプリントされました。他のSLA式の3Dプリンターは全て遅く、Form 2が間違いなく最速であろうと思われます。

 

良いソフトウェア、質の高い仕上がり、スピードはまずまずということで、Form 2は特にエンジニアにとってすぐれたプリンターだと言えます。宝石等の職人にも、精確で魅力的なプリント・オン・デマンドはうってつけのはずです。しかし対価は高めです。Form 2自体が3,499ドルもする上に、樹脂は一リットルで149ドルもします。このせいで大概のユーザーには手が届きません。LulzBot Mininなどの熱溶解積層法(FDM)式のプリンターはもっと安くお手頃です。余った資金を必要に応じ、Shapewaysなどで使うのがいいと思われます(普段はFDMを使っておき、要求レベルが高いときは専門店に持っていくのがいいでしょう)。

 

とはいいながら、他の安いSLAプリンターは経済的にかえって損なのかもしれません。1,499ドルのXYZprintingによるノベルSLAプリンターの印刷の質にはがっかりするかもしれません。コスト面で余裕があるなら、Form 2こそがハイエンドのSLAプリンターで勝っており、我々の実験によると他を寄せ付けない品質です。

 

総論

非常に質の高い、細部に凝った3DプリントをForm 2には期待できますが、値段が張ることは覚悟しなければなりません

価格:549,800円

参照元:http://www.tomsguide.com/us/formlabs-form-2-3d-printer,review-3235.html

 

こちらもおすすめ

【2016年度版】3Dプリンターを出力品で徹底比較!

参考URL http://formlabs.com/products/3d-printers/tech-specs/
メーカー Formlabs
製品名 Form2
用途(個人/法人) 個人向け
標準価格(税抜) 549,800円
造形方式 光造形
ヘッド数 1個(シングルヘッド)
最大造形サイズ(X×Y×Z) 145 × 145 × 175 mm
Z軸解像度(最小積層ピッチ) 0.025mm
Z軸解像度(最大積層ピッチ) 0.2mm
使用材料/素材 メタクリレートフォトポリマーレジン
サポートOS
  • Windows 7 and up
  • Mac OS X 10.7 and up
  • OpenGL 2.1
  • 2GB RAM
制御ソフトウェア PreForm
スライサーソフト PreForm
入力データ方式/サポートファイル .STL/.OBJ
データ転送 USB
Wi-Fi
Ethernet
本体重量 13 kg
プリンタの寸法・大きさ(L×W×H) 33×34×52cm
消費電圧 65W

 

出力の様子

form2-7

カードリッジを挿入している様子

 

form2-6

 

 

出力品の様子

 

 

 

 


http://i2.wp.com/3d-printer.marketing-be.com/wp-content/uploads/2016/06/133ca8f9008aa72fcad3098cbf98bdd7-e1466673524856.png?w=618

実際の3Dプリント作業の所要時間ですが、0.05mmのプリント精度だと
だいたい、レジンの暖気ウォームアップに約5分、
プリントしたい3D物体を支えるための土台形成に約1時間、
あとは、物体の大きさと製作数量次第ですか。

ですから、Form2では、1/6スケールでのミニチュアプリントの場合
2時間~6時間が多いので、そのうち必ず1時間ぐらいは土台形成に
時間が食われることになります。

もちろん、プリント精度を0.025のmaxにすると上記の2倍時間がかかります。
私は、Form2の積層跡が少ないので0.05で3Dプリントすることが多いです。

 

参考:http://bizarrequeen.blogspot.jp/2016/05/formlabsform2.html

 

form1+(¥490,800)→製品説明

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です