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hexagonal abstract 3d background
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カシオがちょっとだけ立体に印刷できる3Dプリンタを作成中

電卓や時計で有名なカシオ計算機は、平面に凹凸を表現できるプリントシステムの製品化を目指しています。
このシステムは「Mofrel」といい、最大2ミリまでの凹凸を印刷可能です。

 

何故立体ではなく段差を印刷するのか

現在は様々な分野で3Dプリンターの活用が広まっていますが、何故今さら段差を少し作れる程度の製品を発表したのでしょうか?
実は、このプリンターは完全な立体を作るための3Dプリンタとは目指しているものが違います。

モフレルが目指しているのは視覚障害を持った子供たちへの学習用具への利用。
たった2mmの差により、目が見えなくても地図や図面を指先で認識することが出来ます。
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触りやすさと使いやすさに優れるシステム

現在でも線などを浮かせて指で認識できるようにするコピー機は利用されています。

しかし、モフレルはより詳細に、そして指で触りやすい質感を実現しています。
また、パソコンのデータから印刷が可能なため、微調整や点字の挿入も簡単になります。

Visually impaired old person learning to reading by touch.

 

障害に合わせた道具の開発も

障碍者と一口に言われることが多いのですが、同じ視力の障害でも個々人によって色々な差があります。
例えば、白杖を持っている人でも、完全に何も見えない人、光は感じる人、うっすらと物の形は把握できる人、夜間だけ視力が低下してものが見えなくなる人などが居ます。

そうなると、共通で利用できる学習道具を作ることは難しく、今までは点字やあまり制度の良くない触れる資料などで対応していました。
モフレルなら、印刷ごとに修正が可能なため、障害の状態に合わせたものが作成できます。
これにより、よりしっかりと学習を行う事が可能になるでしょう。

 

参考:http://mainichi.jp/articles/20160618/ddl/k13/070/022000c

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