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ミイラの生前の姿を完全に再現、3Dスキャンで浮かび上がる歴史の謎

先日紹介したダイエットグッズでも活用されている3Dスキャナですが、少し風変わりな利用もなされているようです。
今回3Dスキャンの対象になったのはなんとミイラ。
今回は4体のミイラをCTスキャンに通し、ミイラの内部に残っている痕跡を探りました。

 

生前の姿がよみがえる

高性能CTスキャナで撮影された4体のミイラですが、流石に状態に問題があるものも多く、データ以上のものは得られませんでした。
しかし、一体だけとても状態の良いものがありました。
彼は1776年に発見されたミイラで、カナリア諸島に住んでいた部族の男性だそうです。

↓イベリア半島からみて南西に位置しています。

2000px-Mapa_territorios_España_Canarias.svg

このあたりです。

High detailed vector map of Canary Islands with navigation pins.

なんと生きていたのは今から2300年も昔、当時の肌の色や顔など、かなりの部分が調査出来ました。
研究チームは、得られたデータから3Dデータを作成、まるで眠っているかのような姿を再現することに成功しました。

ミイラ*4

スキャンされるミイラ

ミイラ1

ミイラ2

 

歴史的な遺物にも活用できる可能性

現在、世界中の博物館には損傷や劣化が激しく、展示、再現が出来ない収蔵品が数多く存在しています。
今回ミイラの再現に利用された3Dスキャン技術を用いれば、調査すら困難だったこれらの物品を正確に調査し、バーチャルの世界に再現することも可能になります。

また、詳細な3Dデータが得られるという事は、高機能な3Dプリンタを利用すれば、外観はほぼ同じレプリカをいくらでも作成可能になるでしょう。
今まで写真や映像でしか見ることのできなかった歴史的美術品を、実際に自分で見て、触れる事が出来るようになるかもしれません。

profile of the Great Sphinx , giza egypt

参考:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3629432/Peering-beneath-bandages-3D-scans-four-mummies-reveal-new-insights-lives-deaths.html

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