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3Dプリンタとヒト間葉幹細胞で作成した「手」

3Dプリンタと細胞を利用してリアルな生身の手を作成するプロジェクトが行われています。

 

人間の「手」を育てるプロジェクト

このプロジェクトを行っているのは、3Dプリンタで義肢を作るグループで働いているAmy Karle。

彼女は骨格を3Dプリントで作成していましたが、もっと身近な物を作品として作り始めました。

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3Dプリンタ製の骨格に幹細胞を培養

作成したのは自分の手。
まず自分の骨格をモデルに3Dデータを作成し、3Dプリンターで出力しました。

骨格の材料として使われたのはポリエチレングリコールジアクリレート。
この素材はシャーレでの細胞分裂にも使用される素材で、幹細胞を培養することが可能です。

現在も培養は進んでおり、完成後には作成方法について公開するとしています。

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移植材料としての作品ではない

手を作るという事で、義手などの代わりとして作成していると考えてしまいます。
しかし、このプロジェクトで作成されている手は、ただ骨格と細胞を組み合わせただけのものです。
骨格は、細胞の培養に利用される素材なので、骨のような強度はありません。

細胞も幹細胞を利用していますが、ただ増えていくだけなので筋肉や神経などにはなりません。
あくまでオブジェとして作成されている「人間の手」全く新しい芸術の形として興味深いものとなっています。

参考:http://arstechnica.com/science/2016/05/an-artist-is-growing-a-hand-out-of-human-stem-cells/

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