Home / 3Dプリンティングを知る / トレンド / 3Dプリンタで製造されたアルミ製ギター
20160508nf1
このエントリーをはてなブックマークに追加

3Dプリンタで製造されたアルミ製ギター

複雑な形状をアルミ材で出力

さまざまな楽器のデザインで有名なルンド大学のOlaf Diegel氏が発表したギターが注目されています。
このギターは、Xilloc社の「EOS M400」という3Dプリンタで製造されました。
ボディ部分の材質はアルミニウムから出来ており、中空ボディにバラと有刺鉄線があしらわれたゴシックな雰囲気となっています。

3Dプリンタを利用したオリジナルデザインギターの製造は、日本でも行われていますが、今回の作品は従来のものと違い、樹脂ではなく金属を直接整形して製造されています。
金属で3Dモデルを作成する場合には、5軸マシニングセンタなどを利用する必要がありましたが、あまり大きな製品や複雑なデザインのものを製造できませんでした。
今回利用されたEOS M400は、アルミニウムの粉末にレーザーを当てて溶かしながら製造が可能です。
また、最大で4000×4000×4000mm3のサイズの製品が作成できるので、大きな部品も一回で製造が可能です。

Young man sitting with guitar

 

金属を直接出力できるが、問題点も

金属製という事で、印刷後に残った補助材の除去に労力を必要とするほか、表面が鋳物のようにざらざらになってしまうので、きれいに仕上げるためにはリューターやサンダーなどを利用して根気よく仕上げる必要があります。
しかし、今までは鍛造部品を溶接したり、鋳造しなければ作れなかった複雑なデザインの製品が製造できるようになるため、ギター以外にも少数ロットの金属部品の製造などへの利用が期待できます。

 

参考:http://www.oddguitars.com/heavymetal.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です