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3Dプリンタの常識を変える! カーボン3Dプリンタ『M1』

2016年、革新的な3Dプリンター『M1』が登場しました。

これは2015年3月に発表し、世界的に注目を集めた3Dプリンター・Carbon 3Dを商用化したものです。Googleベンチャーズやオートデスクなどの出資をもとに、ようやく製品化に至りました。

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Carbon M1 3D単体での販売は無く、価格は年間契約となっており、4万ドル(約430万円)に設定されています。
一般的な3Dプリンターは「積層」といって、一層ずつ素材を硬化させ、それを積み上げて成型していく方式を取っています。しかし積層方式には脆い、造形スピードが遅いといった問題点がありました。
そこで注目されているのが、Carbon 3DやCarbon M1 3Dに代表されるCLIP製法です。

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簡単に説明すると、液体樹脂プール内で、固形化させる方法のこと。
そのため、一層ずつ硬化させる必要がなく、3Dプリンター特有と言われる層の継ぎ目ができません。

 

左:通常の光造形、右:CLIP製法
左:通常の光造形、右:CLIP製法

さらに、CLIP製法では硬化を液体樹脂の中でおこなうため、造形スピードが従来の3Dプリンターと比べてかなり速いのも特徴の一つです。
また、Carbon M1 3Dとともにリリースされた5種類のプラスチック素材は、それぞれ強度や耐摩耗性、高弾性、耐熱などの特性を持っています。
そのためCarbon M1 3Dと組み合わせて使うことにより、高性能なパーツを製造することができるのです。このCarbon M1 3Dの登場で、ものづくりの現場のさらなる進歩が期待されています。
今後どのように活用されていくのか、目が離せませんね。

 

本体サイズ:144mm×81mm×330mm

精度:75μm

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