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3Dプリンタ国内シェア40%を獲得する「企業戦略」【XYZプリンティング取材第1回】

個人用3Dプリンタ市場を席巻し、国内シェア40%超えを記録したXYZプリンティングジャパン。今後の企業戦略からストロングポイント、3Dプリンターの選び方まで多岐にわたる話を伺ってきました。

今回取材に応じてくださったのは、XYZプリンティングジャパンのマーケティング部 マネージャーを務める、新井原慶一郎さんです。

 

 

本社は台湾に

—まず企業概要に関して教えてください。

XYZプリンティングの本社は台湾にありまして、日本法人を構えて約2年半といったところです。玄関にXYZプリンティングというロゴとですね、新金寶(ニューキンポ)グループ(以下NKG)のロゴがあったと思うのですが、そこが親グループとなっています。

—ありました。こちらですね。

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そうです。NKGが受託製造開発であったり、先方さんのブランド名で製品を作って納入したりするグループ会社となっています。

—NKGさんといえばEMS市場でもトップ3に入っていますよね。

そうですね。

そういう世界の工場的な意味合いが台湾自体大きいですけども、それをビジネスとしてやっている会社が自社ブランドを立ち上げて3Dプリンターを製造、開発、販売するということになって、私達ができたわけです。

ですので、いきなりものづくりを始めましたっていうのとは少し違うとご理解いただけると思います。

 

狙いは「感度の高い層」

—ターゲットはどのあたりの層を想定しているのでしょうか。

今一番力を入れているのは文教分野ですね。というのもいろんな意味で感度が高いので。

IT系に詳しい先生や新しいことに興味を持ってくださる先生とお話しする機会が多いのですが、皆さんの思いが熱く、感度が高いですし、お子さんは基本的に新しいもの皆さん大好きなので、「なにこれー?」みたいな感じで来てくれるとさらに感度が上がる。

あとは、そういうお子さんの親御さん達もやはり新しいものに対する感度が高いです。例えば3Dプリンターの体験イベントとかがあると、お子さんだけがいらっしゃるわけではないです。やはり親御さんと一緒にいらっしゃる。それは親御さんがそういうことを子供に見させたいとかやらせたいっていう部分と、親御さんご自身が見たいっていう部分を含めて、親御さんも感度が高いとは思います。

—感度が高いといえば、展示会とかにも参加されているのですか。

参加しています。昨年はCEATECなどに参加しましたし、今年でいえば1月に開催された3D Printing 2016に参加しました。5月の末の教育ITソリューション、EDIXにも昨年同様参加する予定です。

展示会には、「新しいものをどんどん取り入れよう」とされる先生方や学校運営者、あとはいろんなことを体験させるみたいな設備とか施設を作るような方々がいらっしゃいます。

そういった方々に、3Dプリンターを軸とした教育の在り方、これからのものづくりを紹介できたらなと考えています。

—実際どういった方々が3Dプリンターを購入していきますか。

販売先実績でみると、半分以上が法人ですね。製造業であったり先端技術研究をされている部署が多かったりしますね。

最近は先ほどの話でも出したように、学校とか文教分野がとても伸びてきています。工業高校、高専もそうですし、大学のデザイン、建築、あとは理系なども含めて、やはり工業系とか電子系とか情報系みたいなところが多いです。

 

 

国内シェア率は40%超え

—自社ブランド立ち上げから約2年とのことでしたが、素直にビジネスが立ち上がってきた感じなのでしょうか。

善戦していると思います。

ただ、こちら側が面白いですよ、売りたいですよと、いろいろな催し物等を通じてその魅力を伝えただけでは、それがそのままの熱量で伝わるわけではないので、そのギャップをどう埋めていくのか、が日々のチャレンジです。

—国内シェア率は40%を超えたとお聞きしましたが。

ありがたいことに昨年発表されたリサーチでは国内で40%強のシェアをいただいている状況です。

 

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