Home / 3Dプリンティングを知る / トレンド / 物作りのオールインワン機「ZMorph」が凄い。
3d-prnt-head-1.75
このエントリーをはてなブックマークに追加

物作りのオールインワン機「ZMorph」が凄い。

デジタルデータから立体物を生成することが出来る3Dプリンターの低価格版の登場で、大きな設備を持つことが出来ない個人や中小企業でも簡単に物作りができる時代が来たと言われています。
しかし、どんな革命的な技術にも制約は付きものであり、製造技術にはまだまだ3Dプリンターだけではケアできていない部分があります。
3Dプリンターの成形方法には熱熔解積層方式・光造型・粉末固着・粉末燃結・インクジェットなどがありますが、基本的には素材を重ねて固める"足し算の製造技術"であり、磨く・削る・掘り出すなどの"引き算の製造技術"については3Dプリンターの基本原理ではまだまだ対応できていません。
その問題を解決するために、一つのマシンに3Dプリンター以外の機能を持たせた多機能機が登場してきており、その流れの中でも圧倒的な多機能ぶりで注目を浴びているのが「ZMorph」です。

3d-print-head-cake 3d-print-head-cnc

3d-print-head-laser 3d-prnt-head-1.75
「ZMorph」は一言で表すと「ツールヘッドを交換して、多くのことが出来るようになった3Dプリンター」です。
「ZMorph」は、一つのマシンに3Dプリンター機能だけでなく、CNCフライス盤、レーザーカッター、デュアルエクストルーダー、チョコレートエクストルーダー、などを搭載した超多機能機で、ヘッドを付け替えることで物作りに必要な多くの技術を実現できます。
さらに、3Dスキャナとしても利用できるため、「ZMorph」でスキャンしたデジタルデータを、そのまま同じ「ZMorph」で3Dプリントすることも可能です。
また、基本の3Dプリンターとしての機能も幅が広く、異なる十種類以上の素材を利用でき、ナイロン・ラバー・セラミックなどの素材の他、ケーキ生地・チョコレートなどにも対応しており、食べられるオブジェクトの生成も可能です。

 
低価格の3Dプリンターの普及にはまだ多くの課題が残るため、しばらくは従来の試作品の作成機の域をでることはなさそうです。そして、試作作成では3Dプリンターの生成技術の他にも色々な技術が求められるため「ZMorph」のような多機能機が重宝されると考えられます。「ZMorph」は3Dプリンター普及の先鞭を担う存在になるのかもしれません。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です