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米軍、3Dプリントで食料をカスタマイズ

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米軍ナティック兵士調査開発工学センター

米軍はこれから数十年にわたり兵士のため『栄養をカスタマイズ』しようと3Dプリントに賭けているようです。

「食料は戦闘員が必要とする要件にぴったり合わせプリントできるかもしれない」と言うのは米軍ナティック兵士調査開発工学センターで食料テクノロジストであるローレン・オレクシック(Lauren Oleksyk)女史です。オレクシック女史と彼女の同僚のナティック調査員達は各々の兵士のために『仕立てた』食料を配布するというコンセプトの初期段階にありますが、戦場で本格的に導入されるのは恐らくは今後10年から15年以内でしょう。

以下がその仕組みです。

2025年までに兵士達は生理的、栄養的状態を計測するデバイスを身に着けることになります。このウェアラブルは『アイアンマンスーツ』か他の何かの中に挿入されますが、これは兵士の個人データを送り返すためのものです。

データがベースキャンプもしくはフィールドキッチン(野外炊事場)に届くと「今日は兵士のタンパク質の摂取量が不足している」「長時間眠っていないのでカフェインが追加で必要だ」などの情報が表示されます。ここで3Dプリンターが活躍する出番です。

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米軍ナティック兵士調査開発工学センター

米軍の出来合いの食事と違うのは、3Dプリンターは個々の兵士に合わせ最大限の働きが出来るよう『デザイン』されたチョコレートバーやドリンクパウダーを作成する点です。例えば筋骨たくましい兵士と細身の兵士では必要カロリー量も異なります。

現在の3Dプリンターではピーナツバターの中に詰めチョコレートでコーティングしたプロテインバーを一つ作るのに30分ぐらいかかります。しかしオレクシック女史はテクノロジーが進歩し続けていることを考えればかかる時間が大幅に短縮しても驚くに値しないだろうと見ています。

「プリンターが年ごとに高速化される割合は『指数関数的(≒うなぎのぼり)』です」と彼女は言います。

ナティックはまだこの調査の初期段階にありますが、基本食品要素のプリントに成功しています。そして超現代食品プリンターを使っているのはこの組織だけではありません。他でもキャンディーからドッグトリート(犬用ビスケット)、ケーキトッパーまでこれまで何でも作られています。

しかし例えばピザのようなもっと複雑なものでもプリント可能でしょうか?

その答えは”YES”です。生地もソースもチーズも「簡単にプリント出来ます」とオレクシック女史は言います。

「ピザの材料はどれもきちんとプリントできます。」

 

原文:

http://www.techinsider.io/army-3d-print-soldiers-food-2016-2

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