Home / 3Dプリンティングを知る / トレンド / 活用例 / 薬局いらず!?薬の3Dプリント技術は患者・病院の双方にメリット大
_84660551_84660549
このエントリーをはてなブックマークに追加

薬局いらず!?薬の3Dプリント技術は患者・病院の双方にメリット大

さまざまなアイテムをオーダーメード可能なのが3Dプリンターの魅力ですが、ついにここまで来たか、と驚くのが薬の3Dプリントです。
害のない靴や服ならわかりますが、薬を3Dプリンターで作って本当に大丈夫なのでしょうか。当然の疑問です。
米国ではすでにAprecia製薬の「Spritam」というてんかんの発作を鎮める薬が認可されています。

1109-News-SS15_3D-printer-Blog (1)

実は薬の3Dプリンター活用にはいくつものメリットがあります。一番大きいのは、薬の量を圧縮できること。3Dプリントがレイヤーを重ねていく方法のため、薬品タブレットをより凝縮できるのです。1つのタブレットに1,000mgまで詰め込めるので、飲み込むことが困難な患者には薬投与の負担が減ります。

 

また、遠隔地にいる薬剤師でも、データを3Dプリンターのある病院に転送すれば、その都度薬を作成できるため、常にフレッシュな薬剤を投与することができます。コスト的にもこれまでの個別調合の薬よりは安価で作成可能。薬の保管コストもかからないため、病院側も運用が楽になるのが大きなメリットです。

 

問題は3Dプリンターで出力した薬がきちんと体内で溶けるかですが、従来のタブレットと同じ溶け具合という実験結果がありますので安心です。患者に合わせて最適な配合が可能になる薬の3Dプリント技術は、医療分野に新たな革命をもたらすことでしょう。

 

参考:

3D printing can make pills tailored to individual needs
First 3D-printed pill approved by US authorities

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です