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Transporting a Human Organ for Transplant
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感染症リスクも減らす移植用組織を3Dプリンタで量産する新技術!!

東京大学医学部付属病院と富士フイルムなどが、立体の造形物を簡単に作製できる3Dプリンターと遺伝子工学を駆使し、人体に移植できる皮膚や骨、関節などを短時間で量産する技術を確立したと発表しました。

通常の移植手術は、感染症のリスクがあります。しかし、今回発表されたこの技術を利用すればそのリスクは最小限に抑えられ、動物実験ではすでに良好な結果が出ているといいます。

これは、世界初の技術であり、5年後に実用化を目指しているそうです。

 

開発したのは、東大病院顎口腔(がくこうくう)外科の高戸毅教授らの研究チームで、臓器にも応用する考えで、体外で生成した健康な組織を患部に移植する「再生医療」を大きく前進させる可能性を持っています。

病気やけがで皮膚、骨、軟骨、関節の移植が必要な患者は国内で計2000万人以上います。

 

患者本人の患部とは別の場所から切除した組織を使う方法は体への負担が大きく、現在すでに実用化されている牛など動物の組織とプラスチック素材を主な原料に3Dプリンターで移植用組織を作る技術は、感染症のリスクがあり、組織が人体になじむまでに2~3年はかかります。その上、骨などの強度の必要な組織の作製も難しいといいます。

 

研究チームは今回、皮膚や軟骨、骨などの基本構造の7割以上が、タンパク質の一種であるコラーゲンでできていることに着目。富士フイルムが遺伝子工学を駆使して開発したヒトのコラーゲン「リコンビナントペプチド(RCP)」を利用しました。RCPに患者本人から取り出した幹細胞や細胞の増殖を活性化させるタンパク質「成長因子」などを混ぜて医療用に改良した3Dプリンターに装填(そうてん)。CT(コンピューター断層撮影装置)で得た体内組織のデータを活用して2~3時間で作製します。患者ごとに違った形、大きさにすることも可能だそうです。

 

再生医療に詳しい埼玉医科大学形成外科・美容外科の中塚貴志教授は、今回の技術開発について「3Dプリンターが、再生医療に欠かせない医療機器に進化するための重要なステップになる」と話しています。

 

人体の3Dプリンタもいくつか話題になっていますが、この新技術ほどの衝撃はありませんでした。医療用3Dプリンタもどんどん進化していきますね。

 

参考:

東大病院と富士フイルム、移植用組織を短時間で量産 感染症低減の新技術(SankeiBiz)

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