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1から始める積層方法~「金属光造形複合加工方式」編

金属光造形複合加工方式は粉末焼結法と切削加工のよいところを掛け合わせたものといえます。

Gear wheels and sprockets

 

以前の記事でも紹介したとおり、粉末焼結法は積層造形の一種でありますからどんなに精度を高め積層しても、注意して見れば横縞模様が見えてしまいます。それに加え、粉末焼結法は表面が粉っぽい仕上がりになってしまいます。

Zebra against background of black and white stripes

ここに“追加工ができる”という特徴を持つ切削加工の技術を組み込みます。これにより横縞模様のもとである、各層の間にでてくる段差の部分を削り、表面が滑らかな製造物を成形することが可能になりました。

 

金属光造形複合加工方式は、なんと日本発の方式ですが、「足し算」である積層造形に比して、「引き算」の切削加工を組み合わせているため、3Dプリンタとは言い切れません。

Positive and negative symbols

 

金属光造形複合加工機の特徴としては、人が介在する工程が少なく機械にその業務の多くを任せられること、高度な技術がなくとも精緻な製品を造形できること、切削加工の最大の弱点とも言える切りくずが最後の仕上げ加工でしかでてこないため資源の節約ができること、従来より製作時間を大幅に削れることなどがあげられます。以上挙げたものはどれもメリットといえるようなものでしたが、逆にデメリットとしては金属材料粉末の価格が高く、その分価格面でのコストがかさむことが挙げられます。

 

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