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Rainbow of Acrylic Ink in Water. Color Explosion
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1から始める積層方法~「インクジェット方式」編

インクジェット方式は2Dプリンタで用いられているインクジェットプリントと同様に、液状化した光硬化樹脂を吹き付けそれに特定波長の光を当て硬化させることを基本原理としており、2Dプリンタとの相違点は光硬化樹脂を積層させることです。

 

造形物を支持するサポート材も対象物とともに出力される点で、光造形とも異なっています。この特徴を生かすことで、中が複雑な立体物や立位を維持しづらい立体物も出力することができます。(なおサポート材は熱を加え溶かすことで取り除くことができます。)

他にインクジェット方式の強みといえば、積層ピッチが50ミクロン(=0.05ミリメートル)とほかの方法よりも薄いためなめらかな表面を実現できることを挙げられます。これにより横縞模様も薄く比較的目立たなくなっています。

Magnifying Glass On Digits

 

材料は比較的アクリル系の樹脂が使用されますが、これがインクジェット方式の弱みへとつながります。なぜなら、アクリル系樹脂は粘りに欠け外からの力に弱く、ABSに比べると破損しやすいからです。これにより、インクジェット方式は用途が限られてきてしまいます。

 

また、光硬化樹脂を使用しているため、直射日光が当たると硬化が一段と進み変形する恐れがあります。これでは長期保存を要するものには、インクジェット方式は用いられません。

Sun light with blue sky

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