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造形にはどんな種類があるの?

3Dプリンタは平たく言えば、なにかを造形する装置でありますが、造形をするための手法としては他にどのようなものがあるのか。今回は造形するためのさまざまな方法について紹介したいと思います。

 

1 切削

切削とは対象物を切り削る加工方法のことで、もう少し砕けた言い方をすれば、不要な部分を削り取ることで目的の形状を製造する方法ともいえます。切削加工は除去加工ともよばれることがあります。具体的には、私たちが中学校の美術の時間に彫刻刀を使って彫り上げた作品も切削加工で作られたものだといえますし、ギリシャから発掘されたラオコーン像といった彫刻なども切削加工で作られたといえます。もちろん、工業製品を製造するときにも彫刻刀を用いるというわけではなく、「旋盤」や「フライス盤」、あるいは「マシニングセンター」と呼ばれる工作機械を使用し製造します。この方法のメリットとしては、高精度の部品を加工できるほか、刃物で削れるかぎり硬いものから軟らかいものまで多用な材料を使うことができることなどがあげられます。

 

2変形

塑性変形を利用した方法です。塑性変形とは物体に外力を加えて変形させ、その後、外力を取り去っても残る変形(コトバンクより)のことです。例えばバネは基本的に少し引っ張っても元に戻りますが、引っ張りすぎると元に戻らなくなりますよね。簡単に言えばあの「元に戻らなくなる」という状態をおこすことを塑性変形といいます。この手法で製造された工業製品としては車のボディなどがあげられます。

 

3鋳造 

鋳造とは、材料(主に鉄・アルミ合金・銅・真鍮などの金属)高温で熱して液体にしたあと、型に流し込み、冷やして目的の形状に固める加工方法です。バレンタインデー用のハートのチョコをつくるのに用いられる手法です。鋳造に用いられる型のことを鋳型といいますが、鋳型は金属はもちろん砂で作られる場合も多くあります。なぜなら砂の融点はほとんどの金属よりも高く(要は解けにくい)コストも余りかからないからです。現代の工業製品では欠かすことのできないプラスチック製品などはこの方法で作られます。

 

私たちの身の回りに多く存在する工業製品。そのほとんどが上記の方法で製造されています。

 

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